2021-06-11 第204回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
北朝鮮にとってやはり一番関心があるのは、アメリカがどう体制を保証してくれたり、どういう行動をしてくるかと、こういったことであると思っておりますし、もう一つ、確かに、金日成主席の時代であったりとか金正日委員長の時代から見ると中国の影響力というものは落ちているかもしれませんが、それでも、やっぱり一番経済的にも依存しているのも中国であります。
北朝鮮にとってやはり一番関心があるのは、アメリカがどう体制を保証してくれたり、どういう行動をしてくるかと、こういったことであると思っておりますし、もう一つ、確かに、金日成主席の時代であったりとか金正日委員長の時代から見ると中国の影響力というものは落ちているかもしれませんが、それでも、やっぱり一番経済的にも依存しているのも中国であります。
そして黄長ヨプ、金正日総書記の側近だった、もう亡くなりましたけど、黄さんとも横田さん御夫妻などと韓国で会談もさせていただいて、いかに北朝鮮という国と対峙するのが難しいかということについて私も分かっているつもりなんです。 でも、今の状況、この膠着した状況、今のお話だとまた何にも動きませんよ。何にも動かない。
これまで、先々代、金日成、そして先代の金正日のいわゆる社会主義理念や先軍政治、軍事優先という思想ですね、これを、政治思想を変えて、いわゆる父親の遺産というものを削除したというような見出しでございます。独自性を模索しているんじゃないかと。
小泉総理が訪朝し、そして、被害者の方々がその後帰国を果たすことができたのでございますが、それ以外の方々、八名の方々については死亡している、既に北朝鮮は金正日総書記のときにそういうことを述べているわけでございます。
二〇一六年六月に改められた朝鮮民主主義人民共和国社会主義憲法の前文は、先代の金正日総書記を称賛していわく、我が祖国を不敗の政治思想強国、核保有国、無敵の軍事強国と変貌させ、社会主義強国建設の明るい大通路を切り開いた、こう明記しています。 こうした北朝鮮憲法の根幹を成す軍国主義は、日本国憲法の平和主義と到底相入れません。
まず、植松先生は、今、朝鮮半島情勢は非常に流動化しておりますが、金正日氏の死亡時の内閣情報官でいらっしゃったと思いますし、また、南スーダンに自衛隊を派遣する際にもそういうお役目におられたと思います。 その段階では、こういった特定秘密保護制度といったものがない状態の中で、非常に機微な情報を扱っておられたというふうに思うんですね。
○岡田委員 例えば薮中三十二さん、薮中さんは二〇〇三年から二〇〇四年にかけて六者協議の日本側の首席代表を務めておられたわけですが、薮中さんは、金正日氏は本当に核を放棄する考え方があったと思う、このバンコ・デルタ・アジアの北朝鮮資産凍結で北朝鮮がだまされたと思ったかもしれないというふうに言っているわけです。 これは当事者の発言だけに非常に私は重いというふうに思うんですが、いかがですか。
実際、では、日本として北朝鮮がそのような類似の状況にあったことがあったのかというふうに思うとすれば、私なんかは、九四年から九八年にかけて、金正日が死去して、そして飢餓と経済的な不況で国が崩壊をしてもおかしくないんじゃないかというふうに国際的な評価を受けているときがあって、北朝鮮はそれを乗り切るために苦行の行軍というのをスローガンに掲げて、そして政権維持を必死にやっていると思います。
米朝間ではどうかという点でいいますと、これまで、二〇〇〇年の十月に当時のオルブライト国務長官が訪朝をして金正日委員長と会談したのが最高レベルの対話ということになっていて、今度、トランプ大統領と金正恩委員長との首脳会談が実現すれば、そういう意味では史上初めてのことになる。
二〇〇〇年ですかね、金正恩さんのお父さんの金正日総書記が訪中をされた直後に、二年後ぐらいでしょうか、日朝首脳会談が実現した。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この北朝鮮の問題は、これはそう簡単な問題ではなくて、我々も北朝鮮との間において、平壌宣言について小泉総理と金正日委員長が署名をしたわけでございます。しかし、残念ながら、北朝鮮側はこの宣言にのっとった行動はしていないわけでありますが、しかし、繰り返しになりますが、大切なことはまず平和的、外交的に解決をしていくということであります。
これは、私は、古い経験で、ちょうど二〇〇九年の麻生政権のときに、浜田防衛大臣でしたけれども、夏に北朝鮮が第二回目の核実験を行いまして、金正日政権でした。弾道ミサイルも飛ばしたんですね。
連絡員に聞いてみると、よく気づいてくれました、この塔は、金日成主席の生誕七十周年をお祝いするために金正日書記から贈られたものです、短期間で建設をしなければなりませんでした、あのお墓は、命綱をつけずに建設に当たった、速攻戦を戦い抜いた革命戦士たちのお墓でありますと。
そういうことを言っているわけじゃなくて、本当に、小泉総理があの金正日に会われたそのいきさつもいろいろなバックがあって、アメリカの圧力とか、我々の知らないようなことがあっての上での対面だったと思いますけれども、やはりトップとトップとが目を合わせて言葉を交わして、生の言葉で話し合うことが一番それはわかりやすいし、一番解決に近いことではないのかなと私はいつも思っております。
本当にやはり、私たちは、背景はいろいろあったと思いますが、先ほども申し上げましたように、小泉総理とそして金正日氏が対面して、初めていろいろな話ができて、はっきりと向こうも拉致を認めて、まさか拉致を認めるなんて考えてもいませんでしたけれども、やはり本当にとんでもないことが起きるんだなという思いがあのときにありました。
金正日時代は、彼らは権限は大変な権限を持っていたが、地位はない。金正日のお庭番的な組織として権限を持ってきた組織があるんですが、その人たちが今地位も持ってきている。それに対抗するような勢力が張成沢のような親戚でしたが、その人たちは殺された。それから国家保衛部の金元弘も飛ばされたということで、今、内政を担当してきた、国内統制を担当してきた組織指導部全盛時代なので。
そして、金正日委員長が拉致を認め、謝罪をした。そして初めて国民の間にこの問題があるということが分かりました。 あれからもう十五年がたちました。私も、拉致被害者の子供たちが離れ離れになったとき、北朝鮮に二回訪朝して、交渉して、第二の小泉総理の訪朝に結び付けました。あのときの経験を話すとすれば、北朝鮮と交渉するときには議題設定が一番大事だというふうに思います。
もう今、皆様方がおっしゃったように、本当にこれは北朝鮮の国家犯罪による拉致問題でありまして、金正日氏の指令によって、日本人の若者たちを拉致をしてきなさいということで工作員がよこされて、そして、あっちこっちでもう本当に知らない間に闇に紛れてたくさんの人たちが向こうの国に連れ去られているということだったわけですね。
北朝鮮の状況、拉致をされていたときの状況について率直にお話も伺っておりますし、そのときの状況について彼らが聴取に応じていただいた報告書も全文、何回も読んでいるところでございますが、この問題については、小泉総理が訪朝した際、金正日委員長が八名は死亡しているという判断を示したわけでございます。
金日成が亡くなり、金正日がまだ公式の場に姿を現さない謎の指導者と呼ばれた時期でありました。私は、その際、昭和三十八年に漁船に乗って日本海で消息を絶ち、北朝鮮に連れ去られた石川県出身の寺越武志さんを追いかけ、平壌で寺越さんと対面もいたしました。しかしながら、今年で拉致されて四十年となる横田めぐみさんら多くの拉致被害者については糸口をつかむことはできませんでした。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北朝鮮については、従来からミサイルの開発そして核能力の向上を目指して実験を繰り返してきたわけでございますが、御承知のように、現政権になって、父親の金正日政権の期間に撃たれた弾道ミサイルの数よりも、それを大幅に上回るミサイル、弾道ミサイルの発射をほぼ一年間の間に強行しているわけでございます。
実は、この千八百七十四号の決議については少々私もかかわらせていただきまして、前年の二〇〇九年の四月に、今の金正恩の体制ではなくて、お父さんの金正日の体制のときだったんですけれども、北朝鮮が弾道ミサイルを発射いたしました。そして、翌月の五月二十五日に第二回目の核実験を行ったんですね。
これは、隣国である北朝鮮という国家犯罪によって、金正日の指令によって工作員が仕立て上げられ、屈強なそのような人たちがたくさんいろんな国々に散らばされて、そして他国の若者を拉致をしてきなさいという指令を出したということがはっきりとしてきているわけです。そのような恐ろしいことを堂々と行う国がすぐ隣にあったということを私たちはもうびっくり仰天しました。
また、二〇〇二年の、金正日が拉致を認めて、それによって初めて北朝鮮が拉致を認めたんですが、私はそのときに、これで日本国内にいる拉致に関わった人間、工作に関わった人間はもう次から次へと自白するのではないかというふうに思っておりました。
○参考人(横田早紀江君) 非常に難しい問題で、私たちにはちょっとどういうふうにお答えしていいか分かりませんが、やっぱり、結局外交というのはみんな、最終的にはその人とその人との心の話合いというわけですから、そういう意味で、前から私は安倍総理にお願いしているんですけれども、金正日氏の頃からですね、早くトップ会談をしていただいてきちんとその話をしていただきたいということをお願いしておりますので、今の金正恩氏
これは父親の金正日時代を超えるものであり、大変難しいと言われたSLBMの発射にも成功したと。そして、それに搭載できる核等を、弾道ミサイルに載せることができる核等を開発をしている可能性もある。すなわち、北朝鮮の脅威は新たな段階に入っていると、こう考えているところでございます。